中耳炎に関しての基本情報
中耳とはどこにあるのですか?中耳炎とは何ですか?
中耳とは、耳の奥(鼓膜のさらに奥)にあります。
中耳炎とは、中耳に炎症が生じている病気です。
中耳炎にはどんな種類があるのですか?
お子さんに多いのは2種類です。
急性中耳炎
滲出性中耳炎
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ちくのうに関しての基本情報
副鼻腔とは、どこにあるのですか?
鼻、おでこ、ほっぺの奥にある空洞です。
ちくのうとは何ですか?どうしてなるのですか?
細菌やウィルスの感染(鼻かぜ)からおきます。鼻かぜが悪化し副鼻腔に炎症が起こり鼻水、膿が溜る病気です。「副鼻腔炎」とも言います。
※早めの治療が予防になります。
お子さんの場合は、副鼻腔が十分な発育をしていなかったり、アデノイドが大きいためちくのうになりやすく、繰り返しやすいです。
アレルギー性鼻炎も関係しているとされ、ちくのうになりやすかったり、ちくのうになっても治りにくいとされています。
他に虫歯やカビ(真菌)から起きることもあります。
どういう症状ですか?
黄色の粘調な鼻水・後鼻漏・鼻づまり、頭痛、嗅覚異常、頬の痛み、鼻が臭う、鼻血、せき(10日以上続く)、痰、口臭、いびき・睡眠障害の原因になることがあります。
※なかなか治らない頭痛・せき・口臭は、ちくのうのことがあります。
鼻づまり・睡眠障害は、注意力散漫、思考力・記憶力の低下、学業成績の低下につながることがあります。
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咳に関して
1.ひとつ出る咳をひとつで我慢する
咳は一度出始めると止めるのが大変です。
そのため咳の出る回数を少しでも我慢し、減らしていくことが回復に結びつきます。
2.鼻で呼吸をする
気管支に入る空気の道を、鼻呼吸することで緩和するため、口で呼吸することを控えて下さい。
3.部屋の空気をきれいに保つ
たばこ・ほこりのある空気を吸わない。
たばこはのどに対してよくありません。また、ほこりや刺激のあるにおいも、咳を誘発するので気をつけましょう。
4.部屋の湿度に気をつける
乾燥した空気は気道の粘膜を刺激します。
部屋の湿度は60%~70%にしましょう。
加湿器を使用するか、濡れたタオルを部屋に干してもよいでしょう。
5.水分は温かいものを飲む
一気に飲まず、少しずつ飲みましょう。
6.胸をあたためる
胸のあたりをホカロンであたためましょう。
咳で寝られない時は上半身を少し高くし、横向きで寝ると楽になります。
外出時・就寝時はマスクをすることで、のどが湿って咳が和らぎます。
咳が出やすくなるので、大声を出すことは控えましょう。